工商協進会が関西経済連合会(関経連)および中部経済連合会(中経連)を訪問し、大阪万博視察を通じて日台経済貿易協力の深化を図る
2025年05月18日
2025年5月18日から23日まで、工商協進会の吳東亮理事長が率いる訪問団が日本を訪れ、6日間の交流訪問を行いました。この間、関経連と中経連を訪問し、2025年大阪関西万博を視察しました。本訪問の目的は日台経済貿易関係の深化を図るとともに産業交流を促進し、日本の産業革新の経験を学ぶことです。
訪問団は5月18日に日本に到着し、関経連の松本正義会長に淡路島で温かく迎えられました。吳理事長は松本会長が貴重な週末に直接迎えてくれたことに対して深い感謝の意を表し、2019年に両者間で交わされたMOU締結以来、友好と協力の関係が深まったことを強調しました。松本会長は日台はお互いに重要な経済パートナーであり、万博を通じてさらに活発なビジネス交流が進むことを期待していると述べました。
5月19日の夜、工商協進会は大阪クラブにて関経連を迎え、歓迎の夕食会を開催しました。吳理事長は関経連から訪問した18名の企業家代表を熱烈歓迎し、これは双方の交流と協力がいかに重要であるかを示すものだと強調しました。そしてパンデミックの影響で物理的な訪問は制限されていたものの、両会の関係はその間にも一層強化されたと振り返り、今後ハイテク、グリーンエネルギー、デジタルトランスフォーメーションなどの分野で、日台企業の連携をさらに推進していく意向を示しました。また松本会長に対して、台湾訪問の実施を呼びかけました。
松本会長は、関経連が関西地域で最も代表的な経済団体であり、関西がグリーンテクノロジーやライフサイエンス分野で強大な実力を持っていることを紹介しました。そして台湾は関西経済界にとって重要なパートナーであることを強調し、貿易や人の往来、企業の協力において両地域が密接に連携していることを再確認しました。双方の強みを活かし、さらなる交流を深め、共に発展していくことを期待している。また大阪万博にも言及し、台湾の「TECH WORLD」パビリオンが注目を集めており、台湾が国際舞台で重要な役割を果たしていることを示すものだと述べました。
この訪問の大きなハイライトは、5月20日から21日にかけて2025年大阪関西万博の10のパビリオンを視察したことです。訪問団のメンバーは万博での多彩で素晴らしい展示を体験し、日本をはじめとする先進国が取り組んでいる未来技術やグリーンエネルギー、スマートシティ、医療技術、AI技術などの最新の進展について学びました。また台湾の産業転換に向けた貴重な示唆を得ることができました。
5月22日、訪問団は名古屋に到着し、午前中に名古屋城を見学した後、中経連を訪問しました。昼食会で吳理事長は、中部地域の活発な産業力と台湾との強い絆を強調し、産業間の相互補完性が高いことを指摘しました。中経連の水野明久会長は、昨年の台湾訪問の際に特に新竹の半導体産業集積地を訪れた経験を語り、日台が半導体、AI、気候変動の分野でさらなる協力を強化する必要があると述べました。
その後の正式な訪問では、吳理事長が両者の協力関係を振り返り、パンデミック中にも続けられた交流の重要性を強調しました。さらに2023年に締結されたMOUと2024年の水野会長の台湾訪問の意義について言及し、今後も先進技術、カーボンニュートラル、水素エネルギー、グリーンエネルギーなどの分野で、より多様で深い協力が進展することを期待してい。また水野会長および次期会長の勝野哲副会長に対して協力強化の決意を表明し、日台経済貿易協力の新たな局面を開くことを誓いました。
関経連および中経連への訪問と大阪万博の視察を通じて、工商協進会は半導体、AI、スマート製造、グリーンエネルギー、観光、人材交流など、日台双方の多方面での協力機会をさらに広げることを目指しています。この訪問は既存の友好関係を強化し、今後の日台経済貿易関係の深化と発展に向けた堅固な基盤を築くものとなりました。工商協進会は引き続き橋渡し役として、両国企業間のより密接な協力を推進し、共にグローバルな経済の課題に立ち向かい、互恵的でウィンウィンの新たな局面を創出していく所存です。


